脳の老化を防止する生活習慣とは
40歳を過ぎると、最近、物忘れがひどくなった、人の名前をぱっと思い出せない、など、「脳の衰え」を感じることはないでしょうか。
このまま放置したら、将来ボケてしまうんじゃないか?
そんな不安が頭をよぎり、すぐに本書『脳が冴える15の習慣』を手に取りました。
本書で学んだ最大のポイントは、脳の老化防止のため、毎日規則正しい生活をすること。
さらに、生活習慣を改善することで、脳の能力を最大限に活かせることを学びました。
そこで今回は、すぐに取り入れたい習慣を分かりやすく1日の時間軸でまとめました。
これを実践することで、頭のモヤモヤが解消され、一気に仕事が片付いたり、
毎日の習慣づけが10年、20年後も若々しい脳を維持できるのではと思います。
どれもすぐに実践できるものばかりですので、是非参考にしていただければと思います。
朝:脳の活動リズムを整えるウォーミングアップ
朝の習慣が、1日の脳パフォーマンスを決める鍵。
決まった時間に起床し、脳を機能させるためのウォーミングアップをスタートしましょう。
特に、口・手・足を動かすのが効果的だそうです。
私の朝の習慣、
- 英語を口ずさむ
朝の支度中、スマホでTEDのスピーチ音声を流してディクテーション。
英語学習にもなり、一石二鳥! 口を動かすだけで脳が活性化します。 - 料理で手を動かす
私は節約のため、昼食用のお弁当を作って会社に持っていきます。
本書を読んでからは、手を動かすべく、おにぎりを朝から握って持っていくようにしました。
さらに、ハンドドリップでコーヒーを淹れます。
もちろん、市販のミルで豆を手で挽き、ゴリゴリと豆をすりつぶす感触を手に感じることで、脳に最高の刺激を与えます。余談ですが、ドリップするときに広がるコーヒーの匂いも脳を活性化させる気がします。 - 通勤中はとにかく歩く
エスカレーターやエレベーターは絶対避け、階段を使うように心がけます。
足を動かすだけで血流がアップし、脳への酸素供給を増やすことで活性化。
短い距離でも、積み重ねが大事!
昼:脳を「試験モード」に切り替える
仕事中の脳をフル回転させるコツは、時間制限を設けること。
脳に試験を受けている状態を作り出せば、効率が劇的に上がります。
- 時間制限で仕事効率UP
「決められた時間で、どれだけの仕事をこなせるか」を常に意識。
脳が集中モードに入り、無駄な時間が減ります。
脳が集中できる時間はせいぜい2時間前後だそうです。
このことを学んでからは、1日のタスクを紙に書き出し、2時間ごとのノルマを設定することで、試験を受けているような状態を作るようにしています。
頭の中に漠然と思いながらタスク管理すると判断がぶれてしまいますので、
必ず紙に書き出し、試験の問題用紙と脳に思い込ませます。 - 残業をしない・終わりを作る
私は毎日ジムに行きます。
そのために、働き方を変えました。
「時間をかければいい」ではなく、8割の出来でも良いので、時間内に終わらせることを徹底しています。その結果、残業が劇的に減りました。
夜:寝ている間の脳整理を最大化
夜の習慣で、翌朝の脳のコンディションを決めます。
特に、朝居眠りであるレム睡眠中は、寝ていても脳が物事を考えているそう。
この性質を利用して、寝ている間にも考えごとを整理することができます。
- 寝る前のリラックスタイム
瞑想10分+ジャーナリング(日記)。その日あった出来事を簡単に書き留めます。
特に悩んでいることや、その日にうまく片付けることができなかった考えごとを書き出しておくと良いです。
ここでのポイントは無理に考えすぎず、中途半端な思考の状態にしておき、睡眠中の脳に考えさせることです。
この作業を夜に行なっておくと、翌朝、奇跡のようなアイデアが閃くことがあります。
アイデアを書き留められるよう、いつでもメモをできる状態にしておくと良いです。 - 運動でエネルギーを消費
摂取したエネルギーをしっかり燃やすよう、運動を習慣にしましょう。
運動は脳の活性化に欠かせない!
太ってしまうと体を動かすのが億劫になるので、太らないことが最優先。
夜に血液中に糖や脂肪を残さないよう、散歩や軽いジョギングを。
こうして脳梗塞や糖尿病を防ぎます。
まとめ:今日から始めよう! 脳の健康は習慣次第
以上、一日の生活を軸に、脳に良い習慣をまとめました。
今回挙げた習慣は、どれもすぐに取り入れられるものばかりなので、ぜひご参考にいただければと思います。
体は健康でも、脳の機能を失ったら生活が成り立ちません。
40代の今、意識して取り組むことで、脳の老化防止に取り組んでいきたいと思います。
読後感抜群の本、ぜひ手に取ってみてくださいね。
今回も最後までご覧いただきまして、誠にありがとうございました。
今後とも、どうぞ宜しくお願いいたします。


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