前回の基礎知識編を踏まえ、今回は、実際に私が投資した銘柄のご紹介、
また、選定した理由についてまとめました。
米国債券ETF EDVに投資
私は先月より債券ETFであるEDV(超長期米国債ETF)を購入しています。
理由としましては、下記になります。
①米国債は格付けが高く、デフォルトの可能性が低い
②超長期なためボラティリティが高く、キャピタルゲインが期待できる。
③債券ETFに投資することでNISAの成長投資枠が使える
各々の項目についての詳細をこれからご説明させていただきます。
・参考にした資料
前回と重複しますが、
元証券マンが教える 利回り18.5%を実現する米国債投資
を読み、記事を書くのに参考にさせていただきました。
この本は、非常にわかりやすく債券投資についてまとめられており、私のような投資初心者におすすめの一冊です。
①発行体の格付けについて
債券も株式と同様に、発行元が金融危機や倒産すると、債務不履行に陥り、価値のない、紙切れになってしまします。
これをデフォルトと呼んだりします。
発行体が債務不履行に陥らないかどうかを判断する指標に、格付けが行われています。
ここでは細かい説明は省略しますが、投資適格格付けであるAAA〜BBBのものを選んで債券を購入したいですね。
ちなみに今回私が選定して米国債券はAaa(最高位:ムーディーズによる格付け)
信用度ランキングでも12位にランクイン(日本は25位でA1)
非常に安全な投資先と言えます。
②長期債でインカムゲインを狙う
債券投資を検討するにあたり、ボラティリティという言葉を今回学びました。
ボラティリティとは一言で言うと、債券価格の上下の振れ幅です。
株式で言うと、テスラやエヌビディアのようなテック系は株価の上下の振れが激しいのに対し、
プロクターギャンブルやコカコーラ、いわゆる昔から堅実な高配当銘柄は、そこまで株価が動きません。
債券でもその種類により、価格の振れ幅が異なっており、その一つの指標が5年債、10年債などの残存期間です。
一般的に、20年債といった残存期間が長い債券が、ボラティリティが高いと言われており、
債券投資でキャピタルゲインを狙っていくのであれば、残存期間の長い、いわゆる長期債に投資する方が良いでしょう。
③債券ETFと生債券
債券投資にはETFと生債券があります。
それぞれの特徴を下記にまとめます。
特に債券ETFでNISA枠が使えるのはメリットが大きいと思います。
【債券ETF】
⚫︎メリット
・市場で取引され、毎日値動きが生じ変化を感じやすい
・分配金として利息が払われる
・短期・長期債、レバレッジがかかった物など種類が豊富
・NISA枠が使える(中には対象でないものもありますのでご注意ください)
⚫︎デメリット
・キャピタルゲイン狙いで、売却し利益を得るのでほったらかしには向かない
【生債券】
⚫︎メリット
・償還まで安定的に利益を得られるためほったらかしでもOK
・途中で売却可能でキャピタルゲインも狙える
・クーポン債を購入すれば定期的に利息が入ってくる
⚫︎デメリット
・売買手数料が高め
・既発債メインなため、購入できる種類が限られる
・NISAが使えない
まとめ
以上今回私が債券の投資先としてEDV選定した理由について述べました。
これから、9月以降、米国政策金利がどう動いていくのか、非常に楽しみです。
先ほども少し述べましたが、債券ETFは生債券とは異なり、償還という概念がなく、
相場を逐一チェックし、利確する必要がありますので、完全放置というわけにはいかない点には注意ですね。
為替を少々気にしつつも、コツコツと債券ETFを購入していこうと思います。
同時に、これからも投資を通して学んだことを少しずつではありますが、
発信していきたいと考えています。
今回も最後までご覧下さいまして、誠にありがとうございました。
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