コロナ以前からタイの屋台メシへの憧れがあり、初めてタイを訪れました。
現地のローカルな屋台を巡る、2泊3日の弾丸グルメ旅の記録です。
安くて美味しいタイの屋台メシに衝撃を受けたこの旅の体験を、タイの食文化に興味がある方々にぜひお届けしたいと思います。
日本に帰国し、写真を見ながらこのブログを書いていると、またタイに行きたくてたまらなくなります!
ペチャブリー通りの屋台訪問
朝10時に日本を発ち、6時間余りのフライトを経てバンコクに到着しました。現地時間で午後2時くらいに到着。
空港を出た瞬間、熱気と活気に包まれ、
旅のテンションが一気に上がります。
まずはドムアン空港からバンコク中心部へ。

ルンピニ公園行きのリムジンバスで50BT(約230円)ほどでした。
貧乏性なのでバスで旅費を節約します。
空港から20分くらいでペチャブリ通りに到着。
バスを降り、早速屋台散策開始。
この通りはプラチナム・ファッションモールなど観光客で賑わうエリアですが、一本路地に入るとローカルな屋台がズラリと並び、ディープなタイの雰囲気が漂います。

朝は軽くパンしか食べず、機内食のないLCCでのフライトなため、
早速屋台で腹ごしらえをします。
①ヤンママヌードル 60BT【約270円】
MAP:https://maps.app.goo.gl/KvmLc9rFg55hjoNL6

初のタイ屋台メシはヤンママヌードルをいただきました。
現地の子供達が、おやつ代わりに食べる間食的な存在です。
インスタントラーメンにトッピングを加えたもの。
注文の際に好きなトッピング伝えると麺と一緒に茹でてくれます。
こんな豪華なものをおやつに食べるなんて、タイの子供はリッチですね。
トッピングはシェフのおばちゃんにお任せにしました。
しばらく茹でた後、お湯を切って粉末スープと和えてくれます。

食べるスペースがなかったですが、おばちゃんが小さなスツールを差し出してくれ、ここで食べな、というジェスチャーをしてくれました。
英語は喋れないようですが、優しさを感じます。
早速食べてみると、トムヤムクンのような酸味とナンプラーの風味が効いたさっぱりとした風味が口に広がります。
一口食べただけでも、タイに来たー!!という気分になります。
イカ・エビ・鶏のミンチなどのメインの具に加え、トマトやミモザなどの野菜が程よくアクセントになり、
口に運ぶたびに違った味わいを楽しめる一杯です。
インスタントラーメンでも、こうして具沢山でいただくと
とても贅沢な気分になりますね。
少し辛味が欲しかったので、唐辛子を追加しました。
おばちゃんに言うと、タダで好きなだけ追加してくれます。
その後は、少し周辺を散策。
夕方からいろんな屋台が店を準備し始めます。
生活感が滲み出ていて、刺激的すぎます。

早速2件目のお目当ての店を発見しました。
②ムール貝のオムレツ 80BT【約360円】
MAP:https://maps.app.goo.gl/vsqBrqPc36nfggvQ6

ムール貝に衣をつけ揚げ焼きにした料理です。
オムレツというよりフリッターのような一品。
巨大な鉄板で目の前で作ってくれるので待っている間もワクワクします。
大量の油で揚げ焼きにしているのでアツアツなのはもちろん衣がカリッとしています。
ムール貝は弾力があり、噛むたびに旨みがジュワッと滲み出ます。
特にスイートチリソースとの相性が抜群。
若干油っこいですが、ライムを絞ってあっさりと味変することで飽きることなく最後まで美味しくいただけました。
日本でこの量のムール貝をこの値段(約360円)で食べるのはまず不可能。
確実に1,500円以上はしそうです。
③カットマンゴー 20BT【90円】

食後は、バンコクの中華街「ヤワラート」へ向けて歩きながら、道端でマンゴーを購入。
注文すると手際よくその場でカットしてくれます。
カットする際のナイフ捌きにもいちいち感動してしまいます。
これだけの量が入って約90円は衝撃的です。
完熟前のマンゴーで歯応えと酸味があり、甘ったるくなくていくらでも食べられます。
マンゴーというとねっとり甘いイメージですが、こちらのあっさりしたマンゴーの方が個人的には好みです。この量にも関わらず歩きながら一気に完食してしまいました。
タイはフルーツも最高です。
その後も歩きます。バンコクの道は歩いていて本当に飽きないです。

ヤワラート到着
30分ほど歩いてヤワラートに到着。
バンコクのチャイナタウンは観光客で賑わい、
美味しい屋台が集まるエリアとして有名です。
今回の旅はほぼノープランでしたが、ヤワラートを拠点に決め、エアビで宿を予約。
2泊で8,000円ほど
駅近で清潔な部屋はコスパ抜群でした。
無事にチェックインを済ませて部屋に荷物を置いて、宿の近所を散策します。
最寄りのHua Lamphong駅周辺は夜の屋台がたくさん並んでいました。
さすがにお腹がいっぱいなので、食べませんでしたが、見ているだけでも楽しめます。

歩いていると良い感じのアイスコーヒーの屋台を見つけたので注文。
④アイスコーヒー 20BT【90円】
MAP:https://maps.app.goo.gl/GDtMLocE8TK71qEi7
コンデンスミルクの入った甘めのコーヒーですが、ハンドドリップで丁寧に入れられており、コーヒーの香りがしっかりします。

湿気のあるバンコクの夜に、涼しい夜風とこのアイスコーヒーが旅の疲れを癒してくれます。
約90円でこのクオリティ、タイの物価に驚くばかりです。
衝撃のハプニング:バンコクの路上で野宿!?
1日目の締めに、宿に戻ろうとしたところ、衝撃のハプニングが。
部屋に入ろうとPINを入力するもドアが開かず。
正しい番号か何度も確かめましたがドアが開きません。
ホストに連絡してもすぐに対応してもらえず、、
結局、初の海外野宿を経験することに。
40年近く生きてきて、路上で寝るなんて初めての体験です。
しかも海外で。
日本で経験できないことが、海外では一晩で起こります。
こうしたアクシデントを楽しむくらいの余裕がないと、やってられません。

周りにはホームレスや野良犬がうろつき、
ほぼ一睡もできぬまま、朝を迎えました。
朝食の時間になると、屋台がオープンし始めます。
寺院が近いのもあり、参拝客が立ち寄るちょっとした朝市のような雰囲気。
どれも美味しそうでした。。。
空腹にも関わらず、あいにく現金を持ち合わせていなかったため、購入できず。。。

結局、朝9時くらいに清掃スタッフが来てスペアキーで鍵を開けてもらい、無事部屋に戻ることができました。
テンキーの電池が切れかけていたのが原因だったそうです。
ほんまかいな、と突っ込みたくなりましたが、メイドに言ってもしょうがないので、思いとどまりました。
エアビにはクレームを入れ、1泊の宿泊費分のクーポンと、野宿中に購入したスマホ充電器や飲食代を補償してもらいました。
【2日目へ続く】
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